東京府(現:東京都)における地方競馬のスタートはここ羽田競馬場である
1927(昭2)年7月:有志の手により東京市蒲田区羽田町入船耕地(現:羽田空港付近)に約6万坪の土地を借り羽田競馬が開設される
(一周 1,600m 幅員 30m)
同年8月:地方競馬規則が制定され東京府馬匹畜産組合連合会が組織された
秋季および翌(昭3)年春季開催は城南畜産組合の主催で洲崎埋立地で開催(州崎競馬場)
1928年(昭3):八王子(南多摩郡小宮町)でも競馬(八王子競馬場)が開催される
日本で最初の少年騎手学校が作られる
1932(昭7):施設も充実し廃止されるまで地方競馬としては全国最高の売上げを誇る
<昭和9年秋・東京府馬匹畜産組合聨合會主催・複式勝馬投票証>
1938(昭13)年:翌年の軍馬資源保護法の施行にあわせ廃場となる
戦争
1948(昭23):新競馬法が公布され、日本競馬会は解散、国営競馬と地方競馬からなる制度が導入される
1949(昭24)年:八王子競馬場廃場、大井競馬に統合される
1950(昭25)年:東京都競馬にて京浜埋立地の品川区勝島町に大井競馬場が完成
東京市蒲田区羽田町
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